しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年2月20日(土)

WNCがオンライン配信

文化芸術を愛する人と声をあげ続けていこう

写真

(写真)文化芸術をなくさないために、すべての人と声をあげ続けようと語る各氏=18日

 コロナ禍であっても、文化の灯を消させないと行動している文化関係者でつくる「#WeNeedCulture」(WNC)は18日夜、オンライン配信を行いました。各分野から多彩なゲストが次つぎと登場し、ライブなども交えながら「文化芸術をなくさないために、これからも声をあげていこう」とトークしました。

 映画、音楽、演劇の3分野で昨年5月につくられたWNC。新たに美術に携わる人たちも合流し、4分野へと広がっています。

 WNCに参加している、ロフトプロジェクト社長の加藤梅造さんは、新型コロナ感染拡大から1年が過ぎるなかで、「いま政府から出されている政策では小さな事業者やフリーランスで生活しているアーティストは生活できません。これからも、文化芸術を愛するすべての人と声をあげ続けていきたい」とのべました。

 俳優の水谷八重子さんや斎藤工さん、ラッパーのあっこゴリラさん、映画監督の今泉力哉さん、美術家のスプツニ子!さん、漫画家のしりあがり寿さんをはじめ、各分野から次つぎと登壇。リモートやメッセージも含めおよそ40人が発言しました。

 作詞家の湯川れい子さんは、とりわけ文化芸術の世界で頑張ろうとしている若い人が、生活も成長できる場もなくなっていることを危惧していると指摘。その上で、「これを機会に、日本の文化芸術のあり方を変えていかないといけないし、絶対にできます」とのべました。

 番組はライブや朗読、DJも交えながら6時間超にわたりました。配信したのは、ライブストリーミングスタジオの「DOMMUNE」(ドミューン)です。


pageup