2021年2月16日(火)
株価高騰 実体経済と乖離
小池氏
日本共産党の小池晃書記局長は15日、国会内の記者会見で、同日の日経平均株価の終値が3万円を超えたことについて「新型コロナの影響で倒産や失業が相次ぐ中で、実体経済との乖離(かいり)を誰もが感じている」と警鐘を鳴らしました。
小池氏は株価上昇の背景として、「この間の異常な金融緩和によってカネ余りが起こり、それが株式市場に流れて株高につながっている」と指摘。「非常にもろい株高だということを注視すべきだ」と強調しました。
加えて、昨年10~12月期の国内総生産(GDP)はプラス成長を維持したものの、1~3月期はマイナス成長が予想されることに触れ、「やはり、十分な補償とともに、徹底的な検査・医療で感染を抑え込むことが何よりもの経済対策だ」と主張しました。