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2021年2月9日(火)

安全安心の医療・介護 みんなで声上げ実現へ

道労連などアピール

札幌市中心街

写真

(写真)「#生活補償に税金まわせ」とアピールする人たち=7日、札幌市

 コロナ感染急拡大で窮地に陥っている雇用や生活、営業の打開と医療崩壊を阻止しようと、「#生活補償に税金まわせ」と力強い訴えが7日、札幌市中心街で響き渡りました。

 全労連・国民春闘共闘委員会が呼びかけた全国いっせいの「2・7ローカル・ビッグアクション」大行動に呼応して、道労連をはじめ、団体・個人70人が横断幕を掲げて市民にアピールしました。

 収入減での生活の苦しさを示す「赤字」や医療現場で緊急度合いの高さを示す「トリアージ」の赤を意識した「赤い物」を身に付けた人たち。「自助は限界 損失補償を」「医療労働者にしわ寄せしないで」と思いを書いたプラカードを携え、安全・安心の医療・介護の実現を求める署名を呼びかけました。

 介護士の女性2人や高校生らが次々署名。51歳女性は「菅政権はなぜ具体的な支援をしないのですか。国が国民に自粛を押しつけたのだから罰則ではなく補償するのは当然。医療機関への直接支援は待ったなしです」とサインしました。

 医療や介護、保育、教育の現場から組合員がリレートーク。

 「国民の命と暮らしを守るのが政治の役割です」と道労連の三上友衛議長。「税金を使って生活支援をすべきです。一人ひとりの声は小さくても、みんなで声を上げて国に届けよう」と訴えました。


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