2021年1月17日(日)
きょう阪神・淡路大震災26年
コロナ下 犠牲者を追悼
6434人の犠牲者、家屋全半壊(焼)約47万世帯という被害をもたらした都市直下型地震、阪神・淡路大震災(1995年1月17日)から26年を迎えました。
新型コロナウイルス感染者が激増し、緊急事態宣言下にある阪神・淡路の被災地。追悼行事は中止・縮小が相次いでいますが、なおある程度開かれます。
災害復興公営住宅の孤独死はやむことなく、2020年も71件発生。復興住宅の孤独死は通算1243人に達しました。借り上げ復興公営住宅に住む高齢・病身の被災者に神戸市などが退去を迫ってきた問題では、入居者の意に沿わない転居が進められています。
被災地の諸団体が集まる阪神・淡路大震災救援復興兵庫県民会議は17日、「コロナ禍での自然災害にどう立ち向かうか」をテーマに26年メモリアル集会をウェブ開催します。また同日、同県民会議の25年間のたたかいを記録した『闘って拓(ひら)いた公的支援の途(みち)』を発刊します。