2021年1月7日(木)
核禁条約発効の年 初の6・9行動
廃絶へ私も力に
広島 署名よびかけ
|
広島県原水協と県被団協(佐久間邦彦理事長)は6日、広島市内の繁華街で今年最初の「6・9行動」に取り組みました。県原水協の神部泰代表理事は核兵器禁止条約が22日に発効するとし、「歴史的な条約発効という快挙で始まる2021年を核兵器廃絶へと大きく前進する年にしよう」と呼びかけました。
被爆者や日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員・衆院中国比例予定候補、大西オサム衆院広島1区予定候補ら約30人が参加し、アピール。コロナ感染防止のため、対面での署名でなく、署名台を設けて協力を求めました。
リレートークで佐久間理事長は、禁止条約の発効について「核兵器廃絶への第一歩が始まる」と強調。日本民主青年同盟県委員会の中村孝江委員長は「日本政府が条約に参加すれば、世界は核兵器の禁止から、なくす方向へと大きく進みます」と訴え、ヒロシマ革新懇の川后和幸事務局長は「日本政府に署名を迫る声を大きくしていきたい」と語りました。
大平氏は「平和を願う多くのみなさんと力を合わせ、条約に参加する政府を実現していきたい」と述べました。
初めて署名したという市内の女性(33)は「少しでも力になりたい」と話しました。