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2021年1月3日(日)

ミニおせちに学生にっこり

長崎で支援

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(写真)食料品などを選ぶ学生ら=12月31日、長崎市

 新型コロナウイルス流行の影響で大変な思いをしている学生などを応援しようと、2020年最後の「年越し応援!0円いちば」が12月31日、長崎市で開催されました。

 「コロナ禍で帰省できない学生のために何かできないか」。長崎民医連の職員のつぶやきをきっかけに、民医連職員有志と日本民主青年同盟長崎県委員会が計画しました。

 開催にあたって、お煮しめや栗きんとんなどが入ったミニおせちを用意。支援者からは、手づくりのお餅や食料品・日用品が届けられました。

 当日は学生を中心に10人が来場。「ミニおせちがすごくすてき」「お餅大好きです」「友人の分も持っていっていいですか」など、来場した学生から喜びの声があがり、うれしそうに持ち帰りました。

 会場で学生実態調査も実施。「コロナ禍の影響で帰省できない」「思ったよりもアルバイトに入れない」「親の仕送りに頼っていて申し訳ない」などの声が出されました。同時に、「もう一度支援給付金を出してほしい」「図書館の開館時間が短いので、勉強場所の確保の意味でも延長してほしい」といった要望が出されました。

 筒井涼介民青県委員長は「コロナ禍の影響がいまだに学生に及び、深刻な実態のままだということがわかりました。今後この声を行政や学校などに届けていきたい」と語りました。


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