2020年12月31日(木)
たすけあい村で「ホッ」と
東京・足立 年末年始 仕事ない
|
「コロナ禍 足立たすけあい村」が30日、東京都足立区の千住旭公園で行われました。市民と野党の共闘で政権交代をめざす「市民連合あだち」が呼びかけて結成された実行委員会の主催です。
市民連合の吉田万三氏が開村宣言。農家が提供したレシピつきの無農薬野菜、近所の専門学校が提供したカップ麺や、衣服、食品が並び、弁護士、医療関係者、区議、労働組合のメンバーが何でも相談を行いました。
レンタカー店のアルバイト男性(52)は食品を受け取り「例年なら年末年始は稼ぎ時なのに、5日まで休めと言われました。それまでこれでしのぎます。助けてくれるのはこういう民間の方ですね。政府がしてくれたのは10万円とマスクだけ」と話しました。
血圧測定をした警備員の男性(67)は「リフォーム会社、飲食店用のサンプルを作る会社、学生と次々、警備会社にきている。そのうち警備の仕事も無くなるのではないか」と話しました。
「家にこもるだけの正月で健康が不安。検査をもっと広げてほしい」(81歳の女性)、「冬休みが短くなった。正月のお客さんも来ないし、つまんない。お年玉が減りそう」(小学6年女児)との声がありました。
日本共産党の池内さおり前衆院議員、斉藤まりこ都議、足立区議団が参加しました。