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2020年12月29日(火)

JCPサポーターまつり

熱く語った コロナから共闘まで

小池書記局長×立民・辻元氏 同い年の「子年トーク」

写真

(写真)語り合う小池晃書記局長(左)と辻元清美衆院議員

辻元氏「共産党の地方議員や『赤旗』の力がすごい」

小池氏「立民はさまざまな分野の専門家がいる党」

 「JCPサポーターまつりオンライン」(27日)では、日本共産党の小池晃書記局長(参院議員)と立憲民主党の辻元清美副代表(衆院議員)が「子年(ねずみどし)トーク」と題した番組に出演。野党共闘の発展と2021年の展望を語り合いました。

 1960年生まれで、同じ干支(えと)の小池氏と辻元氏。子年の1年を振り返り、JCPサポーターの質問に答えました。

 「この1年の国会を漢字1文字で表してください」とペンを渡されると、小池氏は「嘘」、辻元氏は「転」と書きました。「安倍政権も菅政権も何から何までうそだった。(来年は)このうそを許さない年にしたい」と小池氏。辻元氏は「起承転結の『転』だ。安倍さんが首相を辞任し、日本の政治に転機がきている。『結』は選挙。なんとか乗り越えて『結』にもっていきたい」と意気込みました。

 「政治を変える力は何だと思いますか」との問いには、ともに「市民」「人々の声」と共鳴しました。

 「なぜ政治家になったのか」との質問に「医師として医療現場で患者さんの命が政治によって奪われる状況を見てきた。『この状況を変えないと』と思ったことがきっかけ」と答えた小池氏。辻元氏は「ピースボートの活動で戦争の現場や人種差別を見たり聞いたりし、それを変えていきたいと思ったから」と語りました。

 それぞれの党への期待や要望を語る場面もありました。

 小池氏は「国会の質問時間が長いので、いろんな角度から追及できる。さまざまな分野の専門家もいる。そういう力がある」と立憲民主党を評価。辻元氏は、日本共産党の「地方議員や『しんぶん赤旗』の情報収集の力がすごい」と述べました。

 野党共闘の発展についても「一緒にやっていくことの積み重ねが信頼関係を強め、野党の連携を強める」(辻元氏)、「(野党合同ヒアリングなど)国会で日常的に共闘していることが社会全体にインパクトを与えている」(小池氏)と語り、共闘の力を広げて総選挙にのぞむ決意を示しました。

 サポーターからは「自公政権を終わらせるために野党が政権をとってほしい」との期待の声も。両氏は「そうするしかない。問われているのは野党の覚悟。これがあれば政権はかえられる」(小池氏)、「自分たちの手で政治を変えるという意識を持ってほしい。みなさんの力が必要です」(辻元氏)と訴え、希望がもてる政府をつくるために「ともに頑張りましょう」と視聴者に呼びかけました。


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