2020年12月26日(土)
政府は核禁条約に調印せよ
神戸 クリスマス市民集会
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米軍に無権利状態で働かされていた港の労働者と米兵の犯罪・事故に脅かされていた市民が共同して神戸港の米軍基地撤去を求めて1961年に始まり、60回となる「神戸港平和のためのクリスマス闘争市民集会」が23日、神戸市で開かれました。
安保破棄兵庫県実行委員会の桂仲二郎会長は、日本学術会議会員任命拒否や核兵器禁止条約不参加、沖縄辺野古基地建設強行など菅義偉政権を批判し、「野党統一を進めるよう、それぞれの立場でがんばろう」と訴えました。
基調報告した神戸港湾共闘の谷口利之議長は、米軍基地を撤去(74年)させ、核兵器積載艦船を入港させない「非核『神戸方式』」につながる港湾労働者と市民の運動を強調。核兵器禁止条約に調印・批准する政府への政権交代を呼びかけました。
成山太志兵庫労連議長と、こむら潤日本共産党衆院近畿比例・兵庫8区予定候補(尼崎市議)が連帯あいさつ。こむら氏は、尼崎市議会で核兵器禁止条約に署名・批准を求める請願を採択したことを報告し、核兵器廃絶と国際平和を築く野党連合政権実現の決意を表明しました。
「日本政府は核兵器禁止条約に調印・批准せよ」「憲法9条と非核『神戸方式』を守れ」をスローガンに100人が参加し、元町商店街をデモ行進しました。