2020年12月25日(金)
コロナで困窮する青年に希望を語り力合わせたい
民青新役員と志位委員長ら懇談
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日本民主青年同盟(民青)の西川龍平委員長ら新役員は24日、日本共産党本部を訪れ、志位和夫委員長、小池晃書記局長、山下芳生副委員長と懇談しました。西川氏は、11月に行われた民青の第44回全国大会での討論にもふれて、「コロナ危機の下で、さまざまな活動を通じて民青の役割を発揮できたこと、班を主人公にした組織拡大の方向が見えてきたことが同盟員の確信になっています」と報告しました。
民青の役員は、全国大会やその後の取り組みからコロナ危機をきっかけにして、いま青年・学生に大きな変化が生まれていることなどを話しました。とりわけ食料支援活動について、受け取りに来た学生が「自分も支援する側になりたい」とボランティアやスタッフになる経験が全国で生まれていることが紹介され、「声をあげれば社会は変えられると活動する民青の魅力を伝えていきたい」と語られました。
また、西川氏は「来年は総選挙があります。青年に希望を語りながら、新しい政治をつくるために力をあわせていきましょう」と語りました。
志位氏は、高すぎる学費や奨学金の問題などによって、アルバイトをしなければ生活ができない状況におかれている学生が、「コロナ危機でバイトが減り、生活が困窮する深刻な状況になっている。すぐに改善しないといけません」と指摘。
その上で、共産党として第2回中央委員会総会(2中総)で提案した「新しい日本をつくる五つの提案」の中身は、政権交代ができればすぐに実現可能なものばかりだと紹介し、「この提案を野党共通の政策にできるよう奮闘します。政権交代が実現すれば、働き方やジェンダー、学費などがどう変わるか具体的なイメージを伝えていきたい。ぜひご一緒に新しい政治をつくりましょう」とのべました。
民青からは、西川委員長をはじめ、中山歩美、酒巻眞世の両副委員長など7人の中央常任委員が参加しました。