2020年11月26日(木)
改憲よりコロナ対策
国民投票法改定案 抗議急速に
国会正門前
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自民党が衆院憲法審査会で議論すらしていない国民投票法の改定案採決をねらう動きを見せ、「改憲ありきだ。コロナ禍ですることじゃない」という国民の怒りが急速に広がっています。国会正門前では25日、市民有志が緊急でスタンディングを開催。ツイッターでも、30万(午後8時現在)を超える抗議の投稿が増え続けています。
国会前スタンディングは、市民有志でつくる「怒りの可視化」が呼びかけました。「改憲よりもコロナ対策で命守れ」「火事場泥棒恥を知れ」などの言葉が掲げられました。
仕事終わりに駆けつけた東京都墨田区の男性(35)は、「火事場泥棒のように、どさくさ紛れで自分たちのやりたい法案を通そうとすることが許せない。まず国民の命と暮らしをまもる議論をすべきです」といいます。
東京都品川区に住む女性(66)は、「コロナ対策をしてほしいのに、自民党はなぜ今この議論をしようとしているのか。怒りしかありません。こんな政治を変えたい」と話しました。