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2020年11月24日(火)

藤沢女流三冠 混合公式棋戦で初V

 囲碁の藤沢里菜女流三冠(女流名人、女流立葵杯、博多・カマチ杯)は22日、広島市でおこなわれた第15回若鯉戦決勝で孫喆七段に白番半目勝ちをおさめ、優勝しました。若鯉戦は、30歳以下、七段以下の棋士による公式棋戦。囲碁の公式戦の男女混合棋戦で女性棋士が優勝するのは、史上初めてです。

 第1回大会で謝依旻三段(当時)が優勝していますが、当時は非公式戦でした。

 藤沢女流三冠は対局後、「まだ優勝した実感は湧かず…。ずっと苦しいと思っていました。(公式戦男女混合棋戦で女性棋士初の優勝について)信じられない気持ちです。本当に光栄に思います」とコメントしました。

 敗れた孫七段は、「多分ヨセで損して逆転されたのではと…。全体的に自分の中で大きな失敗はなく、相手が強かったです」と相手をたたえました。孫七段は第44期(2019年度)新人王(本紙主催)です。


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