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2020年11月23日(月)

民青の活動は社会を動かす力になる

民青全国大会 田村副委員長があいさつ

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(写真)あいさつする田村智子副委員長=22日、東京都内

 日本共産党の田村智子副委員長は22日、日本民主青年同盟の全国大会であいさつしました。

 コロナ禍で民青が取り組む学生への食料支援活動について、「深刻な学生らの実態を可視化し、政治に対応を求める大きな力になっています」と指摘。リーマン・ショック時の「年越し派遣村」が“派遣切り”を可視化し、住居確保給付金をつくる力になったことにもふれ、「みなさんの活動は社会を動かす力になる。力を合わせて政治を動かしていきましょう」と呼びかけました。

 田村氏は、党として次の総選挙で政権交代し、野党連合政権をつくろうと呼びかけていることを紹介。菅政権が新型コロナ感染拡大に無為無策で国民のいのちや暮らしを守る施策を取らず、日本学術会議会員の任命拒否問題では、人事によって異論・批判を排除し、民主主義を公然と破壊する道に踏み出したことをあげ、「“恐怖政治”を許すのかどうかの分岐点に立っています。これ以上この政権を続けさせるわけにいかない。総選挙で野党連合政権を実現させましょう」と訴えました。

 田村氏は、連合政権を実現する確かな力は、日本共産党を強く大きくすることであり、若い世代に共産党のことをまっすぐ知ってもらうことが重要になっていると強調し、「新しい政治への希望を示す党綱領と科学的社会主義を学ぶ民青のみなさんと力を合わせていきたい」と述べました。

 コロナ禍のもとで新自由主義的な政策が破たんし、安定した働き方や社会保障を拡充することが、経済をよくしていくことにもなると野党間で政策的一致点が生まれていることにもふれて、「日本共産党の綱領路線と科学的社会主義の立場が光り輝いています」と強調。「民青のみなさんが党綱領と科学的社会主義を学ぶことによって、自己責任の押しつけをはねのけ、自らの言葉で青年に語りかけ、政治や社会を変えていく生き方のエネルギーになっています。大いに学び、語り、声をあげていきましょう」と語りました。

 田村氏は「日本共産党綱領と科学的社会主義を学ぶ民青を強く大きくすることは、野党連合政権を実現する上でも大きな力になります。ご一緒に力をあわせて頑張りましょう」と呼びかけました。


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