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2020年11月17日(火)

コロナ禍 食料支援

助け合い「感謝」

札幌 民青フードバンク

写真

(写真)野菜を手にする学生たち=15日、札幌市中央区

 「遠慮なく必要な物をお持ちください。コロナで困っているのはみなさんの責任ではありません。支え合う社会にしましょう」―。札幌市中央区の日本民主青年同盟地域班は15日、トイレットペーパーやマスクなど日用品や米、野菜、果物、食料品をそろえ、青年や学生の食料を支援するフードバンクを行いました。

 午前と午後に約40人が訪れ「ありがたい」「コンビニみたいでびっくり。助かります」と食料品を詰めたビニール袋を両手に笑顔が広がりました。

 「バイトを外されて蓄えが減る一方です。ありがたいです」(専門学校生)、「人を信じられない世の中で貴重な取り組みですね。助け合いの思いに感謝します」(大学4年の女性)などの声がありました。

 保育の専門学校に通う19歳と20歳の女子学生は「思った以上の品ぞろえ」と会場内を行ったり来たり。「自炊しているので、お米と調味料をもらったことを遠軽町の両親に知らせます」とうれしそうに語りました。

 路上生活という62歳男性が来場。「食うのにやっとの毎日。大助かりだ」とぽつり。

 民青道委員会の宮内史織委員長が「新型コロナに関する実態アンケート」を訴えると、学生たちが快く応え、会話が弾みました。


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