2020年10月27日(火)
フードバンクに笑顔
和歌山 学生「バイト減、補償もない」
民青と学生有志
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コロナ禍で学生生活が危ぶまれている中、日本民主青年同盟和歌山県委員会と和歌山大学生の有志は25日、学生を支援するフードバンクを開催しました。
テーブルには、米や梅干しといった食品だけでなく、トイレットペーパーなど生活用品も多く並べられました。食品を受け取った学生(2回生)は「バイトが減り、収入が減った。補償もないところに、こういったイベントがあり本当に助かった」と、笑顔で「お米ありがとう」と話しました。
民青県委の神屋高志委員長は、コロナ禍の中で学生が食事も十分に取れないほど生活が困窮しているとの声を聞き、「私たちも何とか学生の力になれないかと考えました。地元の農家の方に話をすると、協力するとの声や、米1俵単位で支援してくれるとのありがたい言葉をいただきました」と経緯を語ります。
準備した和歌山大学の男子学生は「食品を受け取った学生の中には、『もう一度』やってほしいとの声が多くあった」と、これからもフードバンクを手伝っていきたいと話しました。