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2020年10月17日(土)

囲碁新人王に関三段 第45期

18歳 逆転で栄冠 「報われた」

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(写真)逆転勝利を決めた関三段=16日、大阪市・関西棋院(峯松進撮影)

 第45期囲碁新人王戦(しんぶん赤旗主催)の決勝三番勝負第3局は16日、大阪市中央区の関西棋院でおこなわれ、午後5時28分、190手まで日本棋院の関航太郎三段(18)が関西棋院の佐田篤史七段(24)に、白番中押し勝ちをおさめ、第1局で敗れたあと連勝し、逆転勝利で新人王を獲得しました。(関連記事・棋譜)

 入段4年目、3回目の本戦出場。1回戦で坂井嵩司初段(現二段)を、2回戦で西健伸四段(関西棋院)を破り、鶴田和志六段、横塚力七段という強豪・優勝候補を破って決勝に進出しました。

 今年はこれで25勝7敗と勝率8割に迫る好成績です。第43期新人王(2018年)の広瀬優一四段は同門。

 新人王に輝いた関三段は「プロになって以来、よい成績を上げられなかったので、結果が出せたことは、これまでの自分が報われたようでうれしい」と喜びを語りました。

 せき・こうたろう 2001年11月28日生まれ。東京出身。藤澤一就八段門下。17年入段、18年二段、20年三段昇段。20年、第7回グロービス杯日本代表。


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