2020年10月16日(金)
全国大会成功へ力合わせよう
志位委員長らが民青と懇談
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日本共産党の志位和夫委員長、小池晃書記局長、山下芳生、倉林明子の両副委員長は15日、東京都内で日本民主青年同盟(民青)の小山農(みのる)委員長らと懇談しました。共産党として、幹部会決定で11月末に予定されている民青全国大会の成功へ向けて力を尽くすことなどを提起したと紹介。「全国大会の成功に力をあわせて頑張りましょう」と語り合いました。
小山氏は、コロナ危機のもとで、「青年の実態が深刻になっていると同時に、それが“自分の責任”ではなく“社会の問題”と考えていること、現状を変えていく大きな流れが生まれ、民青への共感・注目も全国各地でかつてなく高まっています」と紹介。「新自由主義を転換し、社会を変えようと青年に呼びかけていきたい。そのためにも、強く大きな民青をつくっていきたい」と語りました。
民青がこの間、コロナ禍のもとで取り組んでいる行動のなかから、同盟員も増えている経験も紹介されました。
学生分野では、フードバンク(食料支援)の取り組みから、「ある県では、今月4人の同盟員を迎えていますが、フードバンクでつながり、一緒に取り組んでいる学生です。青年の実態を集めながら、一緒に政治を変えようという民青の訴えに共感が広がっています」と発言。さらにコロナ危機のもとで、大学で学ぶことの意味や大切さも大いに語ろうと交流されました。
高校生分野では、核兵器禁止条約の発効や、条約に日本政府が参加することを求める取り組みが広がっていると紹介。全国で集めている署名や高校生のメッセージなどを、国連で軍縮担当上級代表を務める中満泉事務次長に渡すことも決まったと紹介されました。
志位氏は、いまコロナ禍で学びも保障されずアルバイトもなくなるなど、学生をめぐる状況は深刻さを増していると指摘。「まさに民青の出番です。青年の願いを実現する活動と、科学的社会主義と日本共産党綱領を学び、社会を変えられる展望を語る民青が魅力として輝いています。党としてもしっかりと取り組みたい。そして、次の総選挙で政権交代を実現するためにも、若いみなさんと力をあわせていきたい」と発言しました。