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2020年9月23日(水)

米団体「核廃絶に動いて」

被爆75年 連邦議員に電子請願

ヒバクシャ署名 参加も呼びかけ

 【ワシントン=池田晋】「ビヨンド・ザ・ボム(爆弾を超えて)」など複数の米国の反核・平和団体がこのほど、被爆75周年の節目にヒバクシャ国際署名を支持し、核廃絶に向けて取り組むよう求める、米連邦議会議員あての電子請願を立ち上げ、20日時点で約3万6000人分の署名が集まっています。

 参加団体は、ビヨンド・ザ・ボムのほか、政治ブログサイトのデイリー・コスやピース・アクション、ルーツ・アクション、平和正義連合。憂慮する科学者同盟が支持団体に加わっています。

 請願文は、人類が現在、地球を守るのか、自滅の道を進むのかの岐路に立っているとし、米国の原爆投下以来、被爆者が長年たたかってきた苦しみを「二度と、決して、繰り返させてはならない」と表明。日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の結成経緯にもふれ、「全ての核兵器廃絶に向けて取り組むよう米政府に求めることによって、米国民は、被爆者と日本社会の人々を支持する必要がある」と述べています。

 また、同請願だけでなく、国連に提出されるヒバクシャ国際署名への参加も呼び掛けています。


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