2020年9月19日(土)
無通告飛来 抗議せよ
オスプレイ 党北海道委が防衛局に
米軍横田基地に所属するCV22オスプレイが事前通告もなく北海道の航空自衛隊千歳基地に飛来(15日)した問題で、日本共産党北海道委員会は18日、米軍に抗議し、一連の事態を公表せよと道防衛局(札幌市)に要請しました。畠山和也前衆院議員と橋本みか衆院道5区予定候補、佐藤仁党千歳市委員長が参加しました。
道や千歳市に事前通告すらないオスプレイの飛来・着陸は8月4日に2機が飛来して以来2度目であり、地方自治体の事前通告要請にも応じない米軍に、日本政府として強く抗議するとともに、事前通告しなかった意図、着陸した目的、飛行ルートなどを米軍にただし、直ちに回答を得るよう強く求めました。
米軍に独占的な管理権が与えられている日米地位協定。畠山氏は協定を抜本改定し、米軍に国内法が適用されるよう要求。「米軍の横暴に毅然(きぜん)とした態度で臨み、道民と地元自治体の立場に立った対応を取るべきだ」と迫りました。
防衛局の担当者は「要請内容は確実に伝える」と答えました。
畠山氏は、コロナ陽性者が横田はじめ全国の米軍基地に広がり、「コロナ禍の下で、2度にわたるオスプレイ飛来への道民の不安と怒りは根強いことを受け止めるべきだ」と重ねて訴えました。