2020年9月3日(木)
“敵基地攻撃に道筋”は異常
穀田氏 辞任表明の首相批判
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日本共産党の穀田恵二国対委員長は2日、国会内で記者会見し、安倍晋三首相が辞任会見で「国民の負託に自信を持って応えられる状態でなくなった」と言いながら、首相在任中に「敵基地攻撃能力」の方向性に道筋をつけると発言していることをあげ、「辞任を表明した首相が、憲法に反する方針への大転換を方向づけるなど許されない。異常で常軌を逸している」と批判しました。
また、穀田氏は、安倍首相が衆参予算委員会に出席しなかったことについて、「安倍首相は国の進路にかかわる重大発言をしながら、肝心の国会審議には出てこない。国民と国会から逃げている。最後まで異常な内閣だ」と批判。「こうした安倍首相に対して、自民党がまったく制御できないのも問題だ」と強調しました。