2020年8月21日(金)
「赤旗」きょう2万5千号
真実の報道 歴史に刻んで
1928年の創刊から
「しんぶん赤旗」はきょう21日、1928年2月1日の創刊から、通算で2万5千号を迎えました。
22年7月に創立された日本共産党は、天皇絶対の専制政治に反対、国民主権を主張したため、激しい弾圧にさらされました。その日本共産党と国民とをつなぎ、真実を伝えるために非合法で発行されたのが「赤旗」です。発行自体が命がけという過酷な弾圧のもと、35年187号をもって発行不可能となりますが、戦前掲げた正義と良心、理性にもとづく主張は、日本国憲法などにしっかり引き継がれています。
戦後再刊された「赤旗」は、その後占領軍の弾圧などによる中断もありましたが、いらい75年、戦争反対、国民主権、生活擁護の立場を貫き、日本共産党の機関紙というだけでなく、平和と社会進歩を願う人々の共同の新聞として歴史を刻んできました。
新聞の使命はなにより真実を伝え、権力を監視することです。大手メディアがその責任を果たしているとはいえないもとで、タブーなく真実の報道をつらぬく「赤旗」の役割はいよいよ重要になっています。
赤旗編集局はその責任を自覚し、紙面づくりにみがきをかけるとともに、コロナ危機をのりこえ、新しい日本をつくるために全力を尽くします。
赤旗編集局