2020年8月4日(火)

感染抑止策　拡充早く

共産党那覇市議団が市長に要請

　那覇市など沖縄県内で新型コロナウイルス感染者が急増していることを受け、日本共産党那覇市議団は市役所で３日、「オール沖縄」の城間幹子市長に面会し、ＰＣＲ等検査の大規模実施や感染力のある無症状者の発見・隔離・保護、休業要請と一体の補償など、感染拡大抑止策の抜本的拡充を緊急に申し入れました。

　古堅茂治（団長）、湧川朝渉、我如古一郎、前田千尋、宮里昇、上原安夫、西中間久枝の党市議全員で申し入れ書を提出しました。

　同書では、感染震源地（エピセンター）の事業所在勤者と住民への検査の実施、検査能力の大幅な引き上げ、病床や宿泊療養施設の確保、市独自の休業補償などの支援策、財政支援を行うよう政府に働きかけることなどを求めています。

　城間市長は申し入れについて「参考にさせていただく」と回答し「市民の命を守るため頑張りたい。経済も守るため、精いっぱい努めていく」と述べました。「休業補償（実施）の方向だ」と答えました。

　城間市長は申し入れ後の会見で、休業・時短営業要請に応じた事業者に県が支給する協力金に市が、休業で１０万円、時短営業で５万円を上乗せすることを発表しました。