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2020年7月30日(木)

施設浸水 橋脚壊れる

山形・大蔵村 肘折温泉の被害深刻

 28日からの豪雨で、山形県大蔵村の肘折(ひじおり)温泉では最上川水系の銅山川が氾濫し、温泉施設の浸水や橋脚が壊れる被害がありました。

 同村の温泉施設「肘折いでゆ館」の近くに住む男性(82)によると、同日午後2時半から4時くらいにかけて銅山川が急激に増水し、氾濫しました。温泉施設と駐車場は1メートル50センチくらいまで浸水しました。

 県道にかかる金山橋の橋脚が壊れて、橋が傾いたため通行止めになっています。

 男性は「今までにない、ひどい雨でした。川の水が山のように盛り上がり、ものすごい勢いだった」といいます。

 上流では7軒の住宅の高さ20メートルほどの土台が増水した激流でえぐり取られ、崩落寸前の箇所があります。

 「ここは豪雪地帯なので小型の重機はありますが、崩れたところを修復するためには大型の重機が必要だ」と話しました。


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