2020年7月18日(土)
コロナ解雇 3.5万人
1カ月で1万人増
厚労省把握分
新型コロナウイルス感染拡大の影響で解雇や雇い止めをされた労働者(見込みを含む)が3万5001人(10日時点)となったことが、厚生労働省調査で17日までにわかりました。
1カ月前(6月12日時点、2万4660人)と比べて1万341人も増え、前週よりも2653人増加しました。この人数は労働局などが把握できたものに限られており、実際に解雇・雇い止めされた労働者はもっと多いとみられます。
正規と非正規の雇用形態別では、同省が調べ始めた5月25日以降では、2万3089人のうち非正規労働者が1万2996人で56・2%を占めています。
最多は宿泊業で1カ月前より1014人多い6263人。次いで製造業で2698人多い6115人、飲食業で688人多い4514人の順でした。
東京都が6000人で最多。大阪府3546人、愛知県1490人、北海道1444人と続きました。