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2020年7月9日(木)

民主主義冒涜の犯罪

衆院委・塩川氏 選挙買収を批判

 日本共産党の塩川鉄也議員は8日の衆院内閣委員会で、河井克行・案里両議員の大規模買収事件について「選挙買収は、カネの力で選挙の公正をゆがめるものであり、民主主義を冒涜(ぼうとく)するものだ。選挙違反の中で最も悪質な犯罪だ」と批判しました。

 塩川氏は、河井夫妻が昨年の参院選前に首長・地方議員らに現金を配っており、このような選挙買収事件は、国民の不信を招く行為であり、「選挙前にカネを配ることはしないといえるか」と追及。西村康稔経済再生担当相は「疑念をもたれた政治家はそれぞれが説明責任を果たしていく」「公正な選挙が何より大事だ。法にのっとって適正に活動し、選挙で選んでいただく」と従来通りの答弁しかしませんでした。

 塩川氏は、自民党本部から河井夫妻に提供された1億5000万円のうち、1億2000万円が税金を原資とする政党助成金との報道もあり、資金を提供した自民党の説明責任に言及。「説明責任との答弁があったが、自民党総裁としての安倍晋三首相の責任が厳しく問われる」と強調しました。


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