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2020年7月8日(水)

党豪雨対策本部が会合

コロナとの「複合災害」、支援早く

 日本共産党国会議員団「2020年梅雨前線豪雨災害対策本部」(本部長・小池晃書記局長)は7日、国会内で会合を開き、深刻な被害の実態が報告されました。

 この日も現地調査に入っている本部事務局長の田村貴昭衆院議員と本部員の真島省三前衆院議員、仁比聡平前参院議員からの報告によって、現場では孤立している避難所が多く残されている一方、間仕切りや段ボールベッドがないなどの状況が明らかになりました。また、1953年の「28大水害」以来の災害で極めて深刻な打撃を受けた大分県日田市の天ケ瀬温泉や、熊本県の人吉温泉では、新型コロナウイルスの影響により1日に予約受け付けを再開した直後の被災で、「心が折れた」などの声が寄せられたと報告されました。

 これらを踏まえて、「コロナとの『複合災害』だ」との指摘が出され、避難所への支援が急がれるとともに、中小企業などのグループ施設復旧費を国庫で補助するグループ補助金を出すなど、政府による支援の必要性が語られました。

 会合後、穀田恵二国対委員長はこれらの報告を踏まえて、武田良太防災担当相に電話で緊急の申し入れを行い、避難所への物資を緊急に届けることと、「複合災害」という実態に照らした政府の支援を要請。武田担当相は、「現場を踏まえた提起をいただき、ありがとうございます」と答えました。


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