2020年7月7日(火)
憲法生かし 優しい街
総がかり行動など宣伝
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安倍政権による9条改憲に反対する街頭宣伝が6日、東京・新宿駅前で行われました。参加者は雨が降るなか、「コロナを改憲に利用するな」などと書かれたプラカードを手にアピール。改憲発議に反対する全国緊急署名への協力を呼びかけました。
主催は、総がかり行動実行委員会と「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」。
司会を務めた菱山南帆子さんは、東京都知事選挙の結果にふれながら「私たちは人にやさしい政治をつくるため、街頭で活動し続けましょう」と訴えました。新型コロナや災害対策を口実に、憲法に緊急事態条項を書き込もうとする与党らの動きについて、「憲法を変えなくても、対策は今すぐできます。憲法を変える必要はありません」と述べました。
憲法共同センターの長尾ゆりさん(全労連副議長)は、都内を中心に新型コロナ感染者が増え、九州では豪雨災害も発生していると指摘。「政治のあり方が問われています。国会を開くべきです。憲法を生かして、私たちの命と暮らしを守れと声をあげましょう」と語りました。