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2020年7月1日(水)

文化芸術復興へ超党派議連を

沖芸連が各会派に要望

 沖縄県芸能関連協議会(沖芸連)は30日、県議会各会派を訪問し、新型コロナウイルス感染症拡大で深刻な被害が生じている沖縄の文化芸術の復興・振興に向けた、継続的施策や県議会での超党派の文化議員連盟の設立を要望しました。

 沖芸連が実施した緊急アンケートによると、2月から4月までの期間、新型コロナの影響で減収となった273人の文化芸術関係者に限っても、1億2559万円の被害となっています。

 要望書では「専業の芸術家・技術スタッフへの打撃は深刻であり、廃業が出始めている状況」と強調。県が実施する緊急支援策を「中長期的なビジョンに基づく継続性のある文化施策」につなげることが重要だと述べ、「力強い文化振興の体制をぜひとも県議会で立ち上げていただきたい」と訴えています。

 沖芸連の玉城節子会長は日本共産党の会派室で、「芸能・文化関係は大変なことになっている。ご支援いただきたい」と要望し、渡久地修党県議団長は「沖縄の文化はとても大事ですので、ぜひ支援していきたい」と答えました。


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