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2020年6月23日(火)

苦境の留学生に食品

日本ベトナム友好協会秋田支部

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(写真)留学生らに、米や募金を手渡す会員ら=21日、秋田市

 新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされているベトナム人留学生を支援しようと、日本ベトナム友好協会秋田支部(佐藤壽会長)は、県内の農民連や農家などに協力を呼びかけ、米や食料品、募金などを送る運動に取り組んでいます。

 JR秋田駅前で21日、仙北市の農家から提供された米200キロと募金が留学生らに手渡されました。支援は6月7日に続き2回目です。

 米を受け取った留学生の女性は、「すごくうれしいし、助かります。いまはアルバイトもあまりできないし、ほとんどの人は仕送りもありません」と窮状を訴えました。

 日本とベトナム間の往来は、政府間で制限を部分的、段階的に緩和していくことで合意したばかり。「ベトナムとの行き来も、飛行機が止まっているためできない状態です。いつまで続くのか分からないけれど学業優先でがんばります」と語りました。

 この日、留学生らは、支援へのお礼にと手づくりの「春巻き」を会員に手渡しました。同会では、引き続き協力を呼びかけ、6月いっぱい運動を続けることにしています。


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