2020年6月5日(金)
改憲発議 阻止必ず
緊急署名24万 国会提出
総がかり行動委など
|
安倍政権による改憲発議に反対する「全国緊急署名」の提出行動が4日、衆院第2議員会館前で行われました。約24万257人の署名を野党の国会議員に手渡し、「改憲の企てを完全に断念させるため、声をあげ続けよう」とアピールしました。
総がかり行動実行委員会共同代表の高田健さんがあいさつし、戸別訪問や街頭活動が難しいなか創意工夫し集めてきたと紹介。「安倍政権による改憲を必ず阻止しよう。草の根の行動を続け、市民と野党の共闘も発展させたい」とのべました。
「九条の会」事務局長の小森陽一さん(東京大学名誉教授)は、検察庁法改定案に抗議するツイッターデモをはじめ、「安倍政権に対する国民の怒りはかつてなく広がっています」と強調。改憲発議断念とあわせて、政権打倒も展望して頑張ろうと訴えました。
立憲民主党の近藤昭一、国民民主党の奥野総一郎、日本共産党の塩川鉄也の各衆院議員、社民党の吉田忠智、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一の両参院議員が参加。塩川氏は「改憲阻止と、憲法を生かしたコロナ対策を実現させるため頑張りましょう」と呼びかけました。主催は、「総がかり行動実行委員会」と「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」です。