2020年6月4日(木)
「アベ政治終わるまで」
国会前スタンディング再開
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全国でいっせいに「アベ政治を許さない」のポスターを掲げる行動が3日、国会正門前で行われました。作家の澤地久枝さんが呼びかけ、定例で行われてきたもの。新型コロナウイルスの感染拡大で2カ月ぶりの行動となりました。集まった市民は午後1時から15分間、ポスターを手に静かに国会に向かってアピールしました。
東京都東村山市の男性(73)はコロナ禍の政府の対応について「政府の布マスクは無駄だし、届かない給付金など動きが遅すぎる。政権のコロナ対策は思っていた以上に悪かった」と憤りを隠しません。
沖縄の楽器「三線」のTシャツを着た川崎市の男性(68)は「沖縄県民は何度も民意を示しているのに、一つとして姿勢を改めない政権に怒りを覚えます。それでも負けない県民に励まされます。県議選も応援したい」と語りました。
横浜市の女性(67)は森友学園問題で「知らぬ存ぜぬでうそをついていることが許せない。きちんと調査すべきだと言い続けたい」と力を込めました。
作家の落合恵子さん、同渡辺一枝さん、コメディアンの松元ヒロさんがあいさつしました。澤地さんはメッセージを寄せ、参加者を励ましました。
落合さんは「市民の声は確実に政権にプレッシャーを与えており政治を動かしてきた。安倍政権が終わるまであきらめてはいけません」とのべました。
日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員が参加し、あいさつしました。