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2020年5月22日(金)

文化や農業に支援を

中国5県の党県委 政府に170項目要請

 大平よしのぶ前衆院議員と中国5県の日本共産党県委員会は21日、新型コロナウイルス問題で文書による政府要請を行いました。

 各県の地方議員はこの間、コロナ禍で苦しむ現場の声をしっかり聞きながら、行政に届ける活動に取り組んできました。その中で、自治体や医療関係者などから国への厳しい批判と要望が出されてきました。今回は、それらをまとめて志位和夫衆院議員室を通じて国に要請したものです。

 要請は、厚労省、経産省、文科省、財務省、総務省、農水省、防衛省に対し170項目を超すものとなっています。

 その内容は「病院の入院患者が対昨年比18%減。地域の医療体制確保のため国の財政措置を」(岡山)、「イベントキャンセルで大損害を受けている自営業・フリーランスへの支援を」(広島)、「米軍岩国基地内で働く日本人労働者への感染防止策を明らかに」(山口)、「国の委託を受けている文化・芸術活動には通常通り支援を」(鳥取)、「新型コロナで田植えや農作業に影響が出ている、国の支援を」(島根)など切実なものです。

 大平さんは「今回は文書だけですが、さらに声を高めて一歩一歩前進させたい」と語っています。


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