2020年5月21日(木)
検査員処遇改善ぜひ
高橋氏 空港保安業 実態訴え
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日本共産党の高橋千鶴子議員は13日の衆院国土交通委員会で、空港保安検査業務の劣悪な待遇の実態を示して改善を求めました。
高橋氏は、国交省がが4月に発表した対策が検査員の待遇に焦点をあてたことは「重要だ」と指摘。佐賀空港では国家資格1級を持つ検査員の月収が手当を含め16万円台である実態を紹介しました。
また保安検査の現場で委託された警備会社社員が強制力を持たされないまま働かされていることをあげて、「保安検査は国が責任を持つべきだ」と主張しました。
赤羽一嘉国交相は、待遇改善に向けて継続して「検討していきたい」と答弁。「あるべき責任(体制)のあり方は議論していきたい」とも語りました。