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2020年5月20日(水)

通所91%が経営悪化

介護事業者全国団体 影響を調査

 介護事業者の全国団体が行った、新型コロナウイルス感染症の経営状況への影響アンケートの第2次調査で、デイサービス(通所介護)の91%、ショートステイ(短期入所)の76%、訪問介護の47%が「経営への影響を受けている」と回答していたことが19日までに分かりました。「利用者減により5月末で事業所閉鎖」するデイサービス事業所もあり、介護基盤に大きな打撃を与えていることが浮き彫りになりました。

 「全国介護事業者連盟」(6513事業所加盟)が12日までの1週間に調査し、1862事業所が回答したもの。

 「影響を受けている」事業所は過半数の56%に及び、4月2~10日の第1次調査(同49%)より増加。「影響を受ける可能性がある」は38%です。

 減収割合では、デイサービスで29%の事業所が4月の売り上げが2月に比べ10%以上20%未満の減収になったと回答。20%以上40%未満の減収も25%に上りました。

 ショートステイでは過半数(54%)が同10%以上20%未満の減収。訪問介護でも、3分の1近く(32%)が、同10%以上20%未満の減収です。

 自由記入欄には「利用者減、収束後も売上減の予想」、「感染防止対策グッズの購入費が10倍」、「支援が手薄で融資返済が滞る可能性」、「スタッフの雇用ができなくなる」などが寄せられています。


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