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2020年4月27日(月)

「補償なき自粛」への怒り うちで示そう

ネット上でデモ実施

著名DJら訴え 呼応の声相次ぐ

写真

(写真)プロテストレイヴがネット上で開催したサウンドデモ

 国内外で活躍する著名なDJらが中心になり、渋谷や新宿でサウンドデモを行ってきた「プロテストレイヴ」は25、26の両日、新型コロナウイルスにかかわる政府の対応に抗議するデモをインターネット上で行いました。

 DJのMars89、篠田ミル、VJのJACKSON kaki、MCのOnjuicyが登場。「補償なき自粛」を呼びかけている政治に対する怒りを、音楽や映像などでアピールしました。

 出されたステートメント(声明)では、感染拡大で生じているさまざまな問題について「この数週間で急に発生したものではなく、マスクに生えたカビのように、長い年月をかけて社会に深く根を下ろしたものである」と指摘しています。

 「理不尽に対して怒ることは、自分自身と言う『個』の存在を守ること」と強調。市民の声に押されて政治が動いたが、「誰も声を上げなければなにも動かなかっただろう」として、「うちで踊ろう、うちで怒ろう。私たちの意思、私たちの存在を見せつけてやろう」と結んでいます。

 専用サイトには、安倍首相のSNSや首相官邸へのリンクが設けられており、首相のインスタグラムは「10万円の給付だけで、国民に十分な補償といえるのでしょうか」などの声があふれています。


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