2020年4月23日(木)
休業協力に20万円
沖縄県が緊急事態措置
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沖縄県は22日、新型コロナウイルス感染拡大に対する緊急事態措置として遊興施設、大学、劇場などへの休業要請と、一体で緊急支援金や協力金の支給を行うと発表しました。要請する期間は23日から5月6日まで。玉城デニー知事は「県民・事業者一体となって取り組む」と訴えました。
今回の休業要請の対象業種には含まれない飲食業で売り上げが減少した事業者にも緊急支援金10万円を支給。同緊急支援金の対象数は県内約5000の見通しです。
全期間休業した事業者に協力金20万円、小売業などで売り上げが減少している事業者に支援金10万円を支給するとしています。申請時期・方法は24日に県のホームページで公表します。
医療体制について、医療従事者が自宅に戻らず宿泊施設を利用できるよう必要な支援を実施します。県立学校などは5月6日まで一斉臨時休校にするとしました。高齢者施設、障害者施設は感染防止対策を厳重に徹底した上で事業の継続を要請。医療従事者で仕事を休むことが困難な保護者を除き、保育所への児童の登園などの自粛を要請しました。
県内では22日までに130人の感染が確認されています。