2020年4月22日(水)
和牛ブランドを守れ
紙氏「農家の増殖規制するな」
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参院農林水産委員会で14日、家畜改良増殖法改正案と家畜遺伝資源の不正競争防止法案が全会一致で可決されました。和牛ブランドを守るために、和牛精液などの流通管理の厳格化や契約に違反した国外持ち出しを差し止められるようにするものです。
日本共産党の紙智子議員は質疑で、同改正案が農家の増殖活動まで規制するものではないことを確認。農水省の水田正和生産局長は「民間の改良事業者の種雄牛造成などの活動の自由が妨げられるものではない」と答えました。
紙氏は「自由な取り組みによって質の良い種雄牛の造成につながる」と強調。「協力」の名のもとに農家の増殖活動を規制しないよう求めました。