2020年4月20日(月)
コロナ乗じた改憲ノー
総がかり行動 スタンディング
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総がかり行動実行委員会は19日、新型コロナウイルスにかかわって政府に思い切った対策を行うことをアピールするスタンディングを東京・有楽町駅前で行いました。参加者同士の間隔を空けながら横断幕を広げ、「今こそ憲法を生かし、命と暮らし、雇用を守れ」「自粛と補償は一体にするべき」だとスピーチしました。
コロナ感染拡大防止のため、2015年9月から安保法制(戦争法)の廃止などを求めて国会議員会館前を中心に毎月継続してきた「19日行動」を中止しましたが、短時間のスタンディングを実施し、コロナ禍に乗じて与党などから改憲議論を前に進めようとする動きなどに反対しました。
総がかり行動実行委共同代表の小田川義和さん(全労連議長)は、与党などから出ている、「憲法に緊急事態条項が必要だ」という議論について、「法律にもとづく宣言と、憲法に書き込まれる条項はまったくの別ものです。この機に乗じて、憲法に手をつけようとする動きに反対しよう」と訴えました。
総がかり行動実行委共同代表の高田健さんは、「コロナへの対策をした上で、私たちはこの時期にどういった行動ができるのか。みんなで考えていきたい」と語りました。