2020年4月16日(木)
リニア事業検証必要
本村氏「実験走行中止を」
日本共産党の本村伸子議員は13日、衆院決算行政監視委員会で、JR東海のリニア新幹線事業での環境破壊や実験線での火災事故(昨年10月)などの問題点を指摘し「今立ち止まって、事業の検証をすべきだ」と強く主張しました。
本村氏は「事故の原因をJRの調査任せにせず、専門家を含めた第三者や運輸安全委員会が調査する必要がある。事故の検証と再発防止策ができるまで、実験線でのリニアの走行はやめるべきだ」と強く主張しました。
本村氏は、リニア工事で静岡県の大井川の水が減る問題を追及。「被害を受ける静岡県大井川流域の10市町の声を聞くべきだ」と批判しました。赤羽一嘉国土交通相は「静岡県の意見も聞いていく」と話しました。