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2020年4月16日(木)

健康守る休業補償に

全労連が街頭で訴え

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(写真)「泣き寝入りせず、声をあげよう」と呼びかける参加者=15日、東京・新宿駅前

 新型コロナウイルスの感染拡大により、解雇・雇い止めなどの雇用や国民生活の悪化が広がっています。全労連は15日、宣伝と街頭労働相談を東京・新宿駅前で行い、「泣き寝入りせず、雇用と生活を守ろう」と訴えました。

 社会的距離を取りながら「休業補償なき自粛はできない」との横断幕やプラカードを掲げて、訴えました。

 全労連の野村幸裕事務局長は、「休業補償を充実してこそ、生活・経済も国民の健康も守ることができる」と強調。「職場で困ったことがあれば、労働組合に相談・加入して一緒に声をあげよう」とよびかけました。

 日本医労連の森田しのぶ委員長は、「長時間・過密労働、人員不足のなか、医療現場は懸命に対応している」と。医療従事者の安全確保とともに、患者の病床確保のためにも、公的・公立病院の統廃合計画の撤回を求め、「医療・社会保障充実へ一緒にたたかいましょう」と語りました。

 首都圏青年ユニオンの原田仁希委員長は、労働組合の交渉によって休業補償を勝ち取った経験を紹介し、「決してあきらめることはありません。労働組合に入って行動しましょう」と訴えました。


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