2020年4月9日(木)
離島航路 経営が逼迫
武田氏「日頃から低い補助」
|
日本共産党の武田良介議員は2日の参院国土交通委員会で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で利用者が減り、経営が逼迫(ひっぱく)している離島航路の旅客船事業者に、財政面を含めた支援を求めました。
武田氏は、旅客船事業者への国交省独自の支援策がないと批判。「旅客船事業者は新型コロナがなくても常日頃から経営は大変」と指摘し、「唯一かつ赤字」の航路を地域公共交通維持確保改善事業が欠損見込み額の補助充足率2分の1とされているにもかかわらず実際にはより少ない補助率となっていると述べ、引き上げを求めました。
赤羽一嘉国交相は「今後の補助も適切に運用しつつ対応したい」と答えました。