2020年3月31日(火)
家族経営農家を守れ
田村貴昭氏、重要性を強調
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日本共産党の田村貴昭議員は24日、衆院農林水産委員会で、中小・家族経営の農家を守り国内農業生産の増大を基本とした「食料・農業・農村基本計画(基本計画)」の重要性を強調し、安倍政権の競争強化一本の農政を強く批判しました。
田村氏は、安倍政権のもとで種子法廃止や漁業法改定など、基本計画にはない政策が「農林水産業・活力創造プラン」に盛り込まれることでいきなり持ち出され、強行されてきたことを指摘。官邸主導の「プラン」と、法律に基づく基本計画はどちらが上位計画なのかとただしました。
江藤拓農水相は「基本計画は極めて重いものだと思っている」と答弁しました。
田村氏は、「重大な政策が農水の現場と離れたところで決まる仕組みは改めるべきだ」と批判しました。