2020年3月31日(火)
千曲川堤防強化策を
武田氏、決壊原因究明迫る
日本共産党の武田良介議員は26日の参院予算委員会で、昨年の台風19号による千曲川の堤防決壊の原因究明と強化を求めました。
武田氏は、被災住民から「切れるといわれてきたところだ」との声が上がっていることを指摘。「堤体には砂れきがたくさんあり、(水が)浸透していたのではないか」とただしました。
国土交通省の五道仁実水管理・国土保全局長は「砂れきが入っていたことは事実だが、基準は満足している」などと答弁。武田氏が有識者の調査委員会に提出された資料では砂れきはないと断定しており、徹底調査と住民への説明を求めました。五道局長は「しっかり分析して、報告したい」と述べました。