2020年3月31日(火)
農家支援強化求める
家畜伝染病予防法で紙氏
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日本共産党の紙智子議員は26日の参院農林水産委員会で、家畜伝染病予防法一部改定案について、農家支援の強化を求めました。
豚熱の発生で防疫体制の強化が急務ですが、農水省は、家畜保健衛生所の獣医師(家畜防疫員)の充足率を把握していません。
紙氏は、改定案で家畜伝染病予防・まん延防止に生産者が第一義的責任を負わされるにもかかわらず、国が獣医師体制を把握しないのは無責任だと追及。北海道でも欠員が出ていると指摘すると、江藤拓農水相は「欠員は好ましくない」と答えました。
改定案では飼養衛生管理基準の強化や設備投資が求められるため、紙氏は支援強化を要求。農水省の新井ゆたか消費・安全局長は、費用への助成や負担軽減の融資を用意していると答えました。