2020年3月30日(月)
失業者が急増の恐れ
倉林氏「給付金水準上げよ」
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日本共産党の倉林明子議員は26日の参院厚生労働委員会で、新型コロナウイルスの感染拡大で失業者が急増する危険があるとして、失業給付金の水準を引き上げ、国庫負担を本則の25%に早急に戻すよう求めました。
厚労省は失業給付の基本手当の日額上限(40~60歳)が1998年は1万900円で、19年は8330円だと答弁しました。
倉林氏は「約15%低下し、法定の給付下限額では4割強も下がっている」と述べ、「日額の上限引き上げ、給付日数の大幅引き上げを」と迫りました。
加藤勝信厚労相は昨年の労働政策審議会での議論を引用し、「引き上げの必要性は高くない」と答弁。倉林氏は「その議論は新型コロナ感染が起きる前だ」と拡充を求めました。