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2020年3月24日(火)

豚熱の国内侵入追及

田村貴昭氏に農水相「不備あった」

 日本共産党の田村貴昭議員は17日の衆院農林水産委員会で、家畜伝染病予防法の一部を改正する法案について政府の姿勢をただし、豚熱の国内侵入について、江藤拓農水相は防疫体制の不備を認めました。

 田村氏は、豚熱・アフリカ豚熱の侵入源となる豚肉製品の違法持ち込みが、18年度の推定で17万人に及ぶという調査結果を紹介し、「検疫体制が不十分だったという認識はあるか」とただしました。江藤農水相は「反省すべき点はたくさんあった」と認めました。

 田村氏は、「検疫体制はまだ不十分だ」とし、すべての空港や港で、郵便物・貨物を全部チェックするよう要求。また農家のウイルスへの対策強化にはコストがかかるとし、農家への支援などを要求しました。


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