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2020年3月24日(火)

パンプス強制 日航が変更へ

3日の質問に首相も「強いるの許されぬ」

小池氏が明かす

 日本航空(JAL)は19日付で、これまで女性の客室乗務員やグランドスタッフなどの社員にパンプスの着用を強制していた規定を4月1日に改め「パンプス以外にもローファーやドライビングシューズ等も可」とすると発表しました。日本共産党の小池晃書記局長が23日の参院予算委員会の質問で明らかにしました。

 JALはこれまで女性客室乗務員などに機外ではヒール高3~6センチ、機内では3~4センチのパンプスを履くよう義務付けており、小池氏が3日の同委員会で問題例として取り上げていました。4月1日に改定される新たな規定では、「黒の表革、プレーンなタイプとする」「現行のパンプスタイプ以外にも、ローファーやドライビングシューズ等も可」と変更しています。小池氏は質問で「JALの素早い対応を歓迎したい」と表明。「声を上げれば政治も社会も動く」と述べました。

 この問題については、小池氏が3日の参院予算委員会で、女性にだけパンプスやヒールの高い靴を強いるのをやめさせるよう主張。安倍晋三首相も「職場での服装に関し、靴を強いるような、合理性を欠くルールを女性に強いることは許されない」と答えていました。


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