2020年3月21日(土)

共産党「緊急経済提言」携え訪問

高速道路を無料化して

　日本共産党の斎藤美緒県書記長（衆院青森１区予定候補）と、吉俣洋県議は１８日、党の「緊急経済提言」をたずさえ青森市浅虫の旅館組合・旅館などを訪問し、新型コロナウイルスによる経営の実情や要望を聞きました。

　市内東部に位置する浅虫の温泉街は、県出身の作家・太宰治、版画家・棟方志功をはじめ多くの文化人が訪れ、作家・松本清張の小説にも登場する歴史のある温泉・観光地です。

　浅虫温泉観光協会の及川功事務局長は「稼ぎ時のゴールデンウイークや夏のねぶた祭・浅虫花火大会までに収束していればいいが、こればっかりは」と先行きが見えない不安を語りました。

　訪問先で多く寄せられたのは「お客様が足を運びやすくなるよう高速道路を無料化してほしい」という要望です。

　ある旅館の女将は「安倍首相の『イベント自粛』要請後の翌日から、毎日キャンセルの嵐」「融資返済の期間を長くしてもらいたいし、一気に経済を持ちあげる対策をしてほしい」と訴えました。

　斎藤・吉俣両氏は「しっかりと声を届け、中小企業支援へがんばります」と応じました。