2020年3月15日(日)
融資 返済猶予ほしい
穀田議員 7タクシー組合と懇談
京都
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新型コロナウイルスの感染拡大で京都のタクシー業界も大きな打撃を受ける中、日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員、党府議・京都市議が14日、京都市内で、個人タクシーの協同組合7団体と懇談会を開き、影響や要望を聞きました。
個人タクシー互助協同組合の洲見雅義理事長があいさつ。参加者から「4月から6月は修学旅行の利用が多いのに、4月分は延期され、5月も半分が延期だ」「売り上げが激減し、休むドライバーもいる。このままでは組合がもたない」など深刻な実態とともに、「現状では融資を受けても返すめどがない。返済の猶予なども示してほしい」「消費税が5%やゼロになればありがたいが、その際のメーター交換費用も補助してほしい」など、要望が次々に出されました。
3月に入り、京都駅八条口では、待機場からタクシー乗り場へと移動する「ショットガン方式」の総台数が昨年から6割も減少しました。
京都市個人タクシー事業協同組合の田中民郎理事長は「お客さんの目減りは激しい。八条口でも実際は7、8割減で、街中を流しても同じくらい」「マスクをしていない運転手は避けられる。緊急にマスクを手配してほしい」と語りました。
穀田議員は、消費税5%や大胆な経済対策を求める日本共産党の「緊急経済提言」(12日発表)を紹介し「みなさんの困っている現状を機敏に取り上げ、具体的な手だてを求めていきたい」と述べました。
日本共産党の原田完、馬場紘平両府議、玉本なるみ、山根智史、井上健二の各京都市議が参加し発言しました。