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2020年3月8日(日)

河井夫妻秘書逮捕

「説明責任を果たせ」

広島 市民団体訴えに若者共感

大平氏参加

写真

(写真)ただす会のメンバーらと訴える大平氏(左から3人目)=7日、広島市

 自民党の河井案里参院議員(広島選挙区)が昨年7月の参院選で初当選した際、車上運動員に公職選挙法の規定を超える日当を支払っていた疑いがある問題で、夫の河井克行前法相(広島3区)と案里氏の秘書ら3人が逮捕されたことを受け、県内の有志が立ち上げた市民団体「『河井疑惑』をただす会」は7日、自民党から共産党まで各政党や労働組合にも参加を呼びかけ、広島市の繁華街でタウンミーティングを開きました。

 緊急の呼びかけにもかかわらず、幅広い年代の市民や労働組合、政党などから約30人が参加。通りがかりの若者などからも「説明責任を果たせ」「議員辞職せよ」と怒りの声が寄せられました。

 呼びかけに応じ参加した、日本共産党の大平よしのぶ衆院中国ブロック比例予定候補、県労連の門田勇人事務局長をはじめ約10人がリレートーク。大平氏は国会や国民の前での説明から逃げ続ける河井夫妻の姿勢は「桜を見る会」疑惑や答弁不能に陥る安倍首相の姿勢そのものだと厳しく批判。門田氏は「克行氏を法相に起用した安倍首相の任命責任は大きい。もはや政治を任せることはできない」と訴えました。

 訴えを聞いた男性(21)は「河井夫妻にも安倍首相にも、真摯(しんし)な姿勢が全く感じられない。政治とカネの不信が強まった」と述べ、別の男性(73)は「自民党からも辞職せよとの声があると聞いている。各政党からもぜひ、怒りの声を上げてほしい」と話しました。


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